履歴管理¶
StoryCodeWizardの履歴管理機能の詳細な使用方法を説明します。
履歴管理の概要¶
履歴管理機能では以下が可能です:
- プロジェクトごとのチャット履歴表示
- 履歴の詳細確認
- コンテンツのダウンロード
- プロジェクトへのコード反映
- 履歴の削除
インターフェース¶
左側パネル(履歴一覧)¶
- プロジェクト選択: 履歴を閲覧したいプロジェクトを選択します。
- プロジェクト説明: 選択したプロジェクトの概要や目的が表示され、コンテキストの把握を助けます。
- 履歴リスト: 選択したプロジェクトのチャット履歴が一覧表示されます。
- 各項目には「実行時刻 | モデル名」が表示され、識別しやすくなっています。
- リストは新しいものから順に表示されます。
右側パネル(会話詳細)¶
- タイトル: 「会話詳細」と表示されます。
- アクションボタン:
- Delete History: 選択中の履歴を削除します。
- Download Your Context: ユーザーが入力した内容(システムプロンプト含む)をMarkdownファイルとしてダウンロードします。
- Download Agent Context: AIが応答した内容をMarkdownファイルとしてダウンロードします。
- プロジェクトに反映: AIの応答内容を現在のプロジェクトに適用します。
- 詳細表示エリア: 選択した履歴の具体的な内容が4つのセクションで表示されます。
- ① Coding Agent Role: AIに設定されたシステムロール(プロンプト)の内容。
- ② Your Request: ユーザーが最初に入力した要求。
- ③ Your Context: ユーザーがAIに送信した完全なコンテキスト(システムプロンプトやファイル情報を含む)。
- ④ Agent Context: AIからの完全な応答内容。
- 各セクションの内容はMarkdown形式で表示され、コードブロックなどはシンタックスハイライトされます。
- 各セクションは必要に応じて高さが調整されます(①と②は高さ固定、③と④は可変)。
基本的な使い方¶
- プロジェクト選択: 左側パネル上部のコンボボックスから、履歴を確認したいプロジェクトを選択します。選択したプロジェクトの説明が表示されます。
- 履歴選択: 左側パネルの履歴リストから、詳細を確認したい履歴項目をクリックします。
- 詳細確認: 右側パネルに選択した履歴の詳細な内容(システムロール、ユーザー入力、AI応答)が表示されます。
- アクション実行 (任意):
- 削除: 不要な履歴は「Delete History」ボタンで削除します(確認ダイアログが表示されます)。
- ダウンロード: 「Download Your Context」または「Download Agent Context」ボタンで、ユーザー入力やAI応答をMarkdownファイルとして保存します。
- プロジェクト反映: 「プロジェクトに反映」ボタンで、AIの応答をプロジェクトファイルに適用します。
表示形式¶
履歴リスト¶
- フォーマット:
YYYY-MM-DD_HH:MM:SS | <モデル名>
- フォント: 視認性を高めるため、大きめのフォントサイズを使用しています。
詳細表示¶
- 4セクション構成:
- Coding Agent Role: AIの役割設定や前提条件。
- Your Request: ユーザーの初期リクエスト。
- Your Context: ユーザーからの全入力情報。
- Agent Context: AIからの全応答情報。
- Markdownレンダリング: すべてのテキストコンテンツはMarkdownとして解釈され、見出し、リスト、コードブロックなどが適切に表示されます。
- 高さ調整:
- 「Coding Agent Role」と「Your Request」セクションは、内容の長さに応じて一定の高さまで表示されます(折りたたみ可能)。
- 「Your Context」と「Agent Context」セクションは、内容全体を表示するために可変の高さになります。
注意点¶
- 履歴を削除すると元に戻すことはできません。慎重に操作してください。
- プロジェクト反映機能は、既存のファイルを上書きする可能性があります。使用前に内容をよく確認してください。